先月の末にキンドルで出版されました親友の本です。
遅延ながら、拾遺愚草全釈について五巻完結しましたのでご紹介します。
やまと歌eブックス(新刊)
私自身、親友の本のおかげで読む事ができたと思うし、そうでなければ、なかなか手にとってはいないと思います。
定家の名前は多くの人が知っていても、その中身となれば、学校で習う以上の事は・・??が実態ではないでしょうか。
偉そうな事を言える柄ではありませんが、読むと、悪くない・・いいね・・となります。
日本人の心かなと思ったりもします。
でも・・それは、貴族の話で、庶民とは違う・・
なんて、声が聞こえそうですが、今もそうであるように、貴賤という概念の貴の人が、庶民を理解しないかと言えば、それは人による・・・
わけだし、貴賤という概念の賤の人が、理解しているかと言えば、そうとは言えません。
もちろん、中身を読めば、そういった考え自体、無知であったと反省する内容ですが。
そもそも、歌に詠まれる様々な事象の根幹には、人としての営み、季節、そして自然があるわけで、それはある意味、万人平等のもので、それを、どう汲み取るか・・
ではないでしょうか。
そんな事より、一度、手にとってご覧戴ければと思います。
これまで発行されたものについては やまと歌eブックス(既刊) をご覧ください。